音に溺れる日々

音楽に溺れがちな主が、間違いないアーティストと音楽を勢いだけで語る場所

「んoon」が耳をしゃぶ漬けにしてくる

今回は巷で噂の謎多きアーティスト「んoon」について書きたいと思います。

読み方わからないし聞かなくていっかと放置していたのですが、しっかり聞いたら相当ツボだったので、皆さんにも是非聞いていただきたい。

いつも使わない感性を刺激してくるアーティストです。

気になる読み方について

答えは「ふーん」です。間違っても「んお〜ん」ではないです。そうです。私も長い間、んお〜んって呼んでました。象かよ。

とはいえ「ふーん」も「んお〜ん」も大差ないので、この際どっちでも良いとして、例によって公式サイトからんoonの紹介文をさらってきました。

んoon(ふーん) 2014年結成。バンド名の由来は、感嘆(あるいは無関心)を表す日本語の擬態語「ふーん」から。(発音アクセントは「不運」と同じ。)「ん」は "h" であり、ハープのアウトラインでもある。直観と思いやりをコアコンセプトに、ジャンルを無駄にクロスオーバーさせるより、その境界面に揺蕩うことを重視する。

https://hoon.tokyo/about

世界観強めのきましたね。

思いやりをコンセプトにしてるのに、バンド名は無関心を表すふーん。

ジャンルを「無駄」にクロスオーバーさせることにより、その境界面に揺蕩う(たゆたう)。つまり湯葉みたいなイメージですかね。

↓メンバーはこんな感じの4人で構成されています。各々が全く違う世界線で佇んでますね。怖い。

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https://hoon.tokyo/about

おすすめ曲:Gum

衝撃的な曲とMVです。

最初は「なんだこのプレステ2みたいなCGは」と思いましたが、立っている女の人が不気味で、なぜか目が離せませんでした。

そして歌い出しで鳥肌。

次々と出てくるタッチの異なる様々なキャラクター。彼らは同じ空間にいるつもりでも、実際の身体は別々の世界にあり、どんなに触れたくても触れ合うことができないから、きっとこんな風にいびつに重なり合っているんだと思います。

このMVをコミカルと評している人もいますが、私にとっては不気味。

特に人間の顔に強く現れる、作られたリアリティ。これらが感情を感じない表情で踊りわちゃわちゃと混じり合っている様に異様さを感じる。

でもなんども聴きたくなる、見たくなる。

ただし、この家には絶対に行きたくない。

youtu.be

おすすめアルバム:Body

Gumがツボった人はGumが収録されているアルバム「Body」を聴きましょう。

6曲しかないのでアルバムというよりはEP。すぐ1周します。

こいつぁやばいっす。

Lumenから始まり、Body  Feelで精神統一、Gumでガッツリくらって、次のSummer Childで洗脳完了。Suiseiを聴き終わった頃には脳みそしゃぶ漬けになってます。

どこらへんに「思いやり」が含まれているのか理解するには時間がかかりそうです。

(シャッフルで聴かないように注意)

open.spotify.com

Bodyをちゃんと聞いた人は今ごとアヘ顔だと思うので何を書いても届きませんね。

以上、中毒性高めアーティスト「んoon」の紹介でした。