佐藤千亜紀 - きのこ帝国からソロ活動にかけて
佐藤千亜紀について語るには、言葉を選ばないといけない。
佐藤千亜紀は4人組バンド「きのこ帝国」(2019年5月27日に活動休止を発表)の Vo/Gt /作詞作曲を担当していました。現在はソロとして活動しています。
佐藤千亜紀最高だぜいえい!と言うのは簡単なのですが、きのこ帝国での佐藤千亜紀、ソロでの佐藤千亜紀、それに対してとやかく言うきのこ帝国の懐古厨、「面」と言う曲の歌詞、などを考えると、ノリだけで話すのは憚れます。
このブログはいつもノリで書いているのですが、今回は佐藤千亜紀のルーツであるきのこ帝国からの流れを踏まえて、自分なりに思う彼女のことを書きたいと思います。
おすすめ曲1:クロノスタシス
みんなん大好きクロノスタシス!
もはや説明不要。知らない人は今知ってください。
こちらはきのこ帝国の曲ですね。きのこ帝国の曲素晴らしいよと言うのが伝えたいので紹介しました。
おすすめ曲2:退屈しのぎ
この曲もきのこ帝国の曲です。2011の動画なので大分前ですし、今の佐藤千亜紀とは全く別人で、何かに取り憑かれたかのように歌っています。
キツいっすね。聴いてて。
8分間、目が話せないです。
演奏、歌、何より表現として聴き手に伝えるパワーが凄まじいバンドだなと思います。
クロノスタシスと退屈しのぎの2曲だけで、きのこ帝国の魅力を嫌でも感じたと思います。
そうです。今でもみんな、きのこ帝国が大好きなんです。
おすすめ曲3:面
きのこ帝国が活動休止して、佐藤千亜紀がソロ活動を始めると、案の定きのこ帝国のことを忘れられないファンが、佐藤千亜紀のソロ曲をとやかく言い始めます。「やっぱりきのこ帝国の頃が一番だった〜」とかね。
佐藤千亜紀としては、ソロでの表現は、きのこ帝国での表現とは別のもので、同じものは表現できないし、するつもりもなかったと思います。むしろ今までやっていなかったことを色々試していたようです。
けれど、それに対してきのこ帝国の懐古厨たちが、とやかく言ってくる。
彼女がきのこ帝国に多くの情熱を注いでいたこともあり、そういうノイズは彼女にも届き、ソロとしての自分をどう肯定するか、と言う悩みは多分にあったと思います。
この曲の歌詞は、そのような周囲のガヤに対する彼女の意思表示だと思っています。
「冷蔵庫の中に入れっぱなしだった卵が腐ったかどうかなんて割ってみなきゃ分からないからお試しください」
と言う歌詞は、きのこ帝国の頃の方が好きだったファンに向けて
「今の私をもうダメだと評価している人たち、本当にダメかどうかはちゃんと聴いてから判断して」
というメッセージ、そして自分を前進めるための曲なのだと思いました。
おすすめ曲4:Summer Gate
そんでこの曲ですね。めちゃめちゃ良い曲だと思います。最高です。私はめっちゃ好きです。かっこよすぎて死ねます。最初から最後までずっと好き。
落ち着いた曲調で、クールなヴィジュアルの佐藤千亜紀が歌っていますが、歌詞は可愛らしいのが、たまらんですね。彼女と23時ぐらいの渋谷を鼻歌歌いながら、時にはふざけながら、ぶらぶら歩きたいです。
はい。
そんな妄想を膨らませるぐらいには良い曲です。
きのこ帝国の頃と比較されて、なんやかんや言われてますが、彼女は今も良い曲を作り続け、新しいことに挑戦し、自らのスタイルを広げています。
そしてこれからもたくさん良い曲を作って行くと思います。
だから私は、あの頃がどうだ〜とかは言わず、今の彼女を応援したいと思っています。
カレー食ってた話
佐藤千亜紀、アー写やMVだとかなりクールで、とっつきにくい人だと思っていたんですが、全然そんなことないと言うことが最近分かってきました笑
と言うのも、彼女がInstagramアカウントでちょこちょこライブ配信をしているのですが、内容がめちゃくちゃユルい。
あるときは深夜にライブの宣伝すると言いつつ、レトルトカレーを1人でもぐもぐ食べてる光景を、視聴者が見守っていると言う謎のシチュエーションでした笑笑
Summer GateのMVのクールな印象があるだけに、ギャップがやばかったです。
そんな実はユルい佐藤千亜紀ですが、結局、良い曲作るんで、深夜にティラミス爆食いするようなことがあったとしても、私はずっとついていきます。
応援してるぜ!
それでは!